横浜の倉庫街にある看板も傾く小さな探偵社『ホームズエージェンシー』。その小さな探偵社は倒産の危機を迎えていた。残るのは探偵見習いの野田涼介(森田剛)と助手の出水京子(市川実日子)の二人だけ。放蕩のオーナーは危機感を感じているのかいないのか・・・
探偵社の危機に対し涼介は「俺が会社を立て直す!」と気合を入れるが、そんな口だけの彼を京子は冷ややかな目で見つめていた。
そんな中、突然出先の”放蕩”オーナー(伊藤四郎)から連絡が入る。内容は「頼りになる男を雇った。彼をリーダーとして活動する事」というものだった。
やってきた男の名は高野聖也(東山紀之)。・・・一緒になぜか数多くの出前やテイクアウトの食料が次々とやってくる。そのあまりの大食漢ぶりと謎さに二人は高野をリーダーとしてはどうにも信用できない。
そんな高野聖也を中心に、贔屓にされている警察署からの依頼で様々な事件にかかわり、巻き込まれていく・・・
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